電子工作、ソフトウェアなど

プロとアマチュアの違いとは?

学生の方でこれから電子回路設計などでプロになりたい人もいるでしょう。
それ以外にも漠然と就職などで電子回路設計ってどんな仕事なのかっていう疑問を持っている人もいると思います。
ここではちょっと、そういうことに触れてみたいと思います。

 プロとアマチュア(趣味)は何が違うか?

生産性についての考え方が違う。

プロとアマチュアでもっとも違うことは目的です。
まあ、目的といっても電子回路を作って動かすことが目的なのは当然なのですが、違うことは作る目的です。
電子回路というものは大量に作れる手法がたくさん開発されており、それだけでも技術分野として十分すぎるぐらい確立しています。
アマチュアは自分で電子回路を作って、自分で使ったりすることが目的であることがほとんどでしょう。
当然、1つだけしか作りません。設計の際にはカットアンドトライでも動けばいいということがあります。

プロはというと非量産の場合もありますが、少量でも生産することがあるということで、生産性を考慮しないといけません。
調整のしやすさや部品を交換して動くようにするという発送で設計するのはやはりプロとしてはよろしくありません。
部品も選別をすることはありますが、基本的にアマチュアと違い部品のスペックの良い物、悪いもの両方きても大丈夫でなくてはいけません。
それも含めて生産性ということになりますね。
いい設計というのはできるだけ無調整、もしくは人の手でなく自動で調整できるもの。
人がハンダゴテを使わなくてもいい設計です。(機械による自動実装率が高い)

 

 設計についての考え方が違う。

 プロとアマチュアはでは設計に対する考え方いわゆる思想というものが違います。
アマチュアは自分で納得がいくように作るので、主に性能面であったり機能を重視しており、やはり単発で動けばいいということが多いです。
そのためには部品を色々と交換してみて、満足が行く性能が出たらそれでもいいでしょう。
特に調整に関しても部品を交換する調整のほうが性能が出やすいこともあり、それもありだと思います。

プロの設計は当然ながら、ライバルがいたりするために非常に重要ではあります。
でも、もっと重要なことは採算ベースと信頼性です。
当然、プロというのはお金をもらっているの採算が合わないといけません。
これは性能をいかに安く出すかという点と、生産性を良くしないとコストに効いてきます。
一番重要なのは、信頼性ということでしょう。
製品がすぐに壊れることがあったり、問題があったら買いたくなくなるのと同じ事ですね。
特にプロは信用が重要ですからもっとも気にするところです。もちろん、火災などは論外です。
機能やスペックは買う時点である程度わかることですが、信頼というのは次につながりますし
社会的な責任を追求される自体にもなりますので、性能を落としてでも信頼性を確保することはよくあることです。
プロの難しいところは、信頼性を確保して性能や機能を追求するという相反することを実現しつつ、コスト的なことも気にするというところだと思います。

プロになるためには何をしたらいいか?

プロになるためにやっておいたほうがいいこと

プロになるために必要なことは実は基本に忠実ということです。
電子回路設計で最も使うのはオームの法則でしょう。
それ以外に、抵抗、コンデンサ、コイルの基本はしっかりと抑えておくことが非常に重要だったりします。
それ以外にもトランジスタなど色々とありますが、細かい数字の設計も重要なのですが、日本の学校は順番が間違っている気がします。
細かい計算は2の次にして、トランジスタ、ダイオードなどの半導体素子や部品の種類はたくさん知っている方がいいです。
部品は古いものから最先端のものまで種類と機能、動作の特徴をざっくりでもいいので知っているべきだと思います。
例えば・・・ツェナーダイオードは定電圧を作るものと教わりますが、定格の電圧によって動作原理が異なることや
動作にはノイズが伴うノイズ発生素子の役割をするので、そのまま使うとノイズ影響を受けやすくなるのです。
こういった、原理的な知識があればあとからノイズ対策の仕方などを調べることができるので、これで十分通用します。
プロの理想は調べることなく設計ができるのが理想ですが、幅広い知識などを要求される事を考えると、調べることは重要です。
なので調べるヒントとなる知識を持つことが非常に重要です。

 

プロになるためにやっておいたほうがいいこと2

プロになるためにやっておいたいいことにもう一つあります。
学生の人であれば、少しでもいいので電子回路に触れておくことです。
今の日本の学校は理論だけで実際に触ることが少なすぎて、感覚がまったくないのです。
たいしたことでなくてもいいので、トランジスタに通電したことがある、LEDをを光らせたことがある。
こういったシンプルな挑戦が非常に重要です。
LEDを光らせるだけでも電圧、電流が決まっていて、電流制限抵抗の計算が必要だとか、ハイパワーのものなら熱対策が必要であるとか
LED1個を真剣に光らせるということは、想像以上に多くのものが必要です。
このLED点灯回路を真面目に考えるだけでも、一つの製品が生まれるぐらい奥深いものがあります。
単純なものでもいいので、その奥深い入り口を知ることがプロになる入り口になり、上達の速度が全く違ってきます。
細かい計算もできたほうがいいですが、それはプロになってからでもいくらでも勉強出来ますから。

 

というか、プロになってからも常に勉強をして行かないとやはり日進月歩の、この世の中にはついていけませんからね。
第一歩と継続というのが非常に重要ですからね。

 

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